世界最大の開発者コミュニティを有するWeb周辺の技術は、ウェブブラウザのみならずサーバーサイドからIoTに至るところまで拡大浸透し多様なエコシステムを形成しつつあります。
そんな中で「Web技術」のホットな領域の一つが「モバイルアプリ」です。Web構築で蓄積したノウハウや資産を活用したまま、各ストアに掲載できる「アプリ」を開発することが可能なのです。
かつ、Webサイトの一部の機能を切り出してアプリ化するなどの手法で、Webやアプリ単体ではできなかったマーケティング手法が有効となります。
そんな可能性あふれるHTML5モバイルアプリの世界をお伝えすると共に、具体的な導入方法、および分析&マーケティング手法などを御説明したいと思います。
本イベントは、11月14日(月)に開催する「HTML5モバイルアプリDAY」のプレイベントという位置付けです。
Web技術でアプリ? それってブラウザで実行するってこと? →違います
「HTML5モバイルアプリ」と言うと、ウェブブラウザで動くいわゆる「ウェブアプリ」のこと?と誤解されることがありますが違います。
今、冒頭で申しあげた通り、Web技術はブラウザのみならず、バックエンド(サーバーなど)やIoTなどでも活用されつつあります。ここでいう「HTML5モバイルアプリ」というのは、Web技術で構築されたアプリです。もちろん、スマホの各種センサーなどを使用することも可能で、ストアにも公開することが可能です。
「HTML5モバイルアプリ」の最大のメリットは、Web技術資産を活用できる点です。セキュリティ面で高度に組んだウェブシステムの一部を、アプリとして利用するためにHTML5モバイルアプリが活用されることもあります(例：エンタープライズにもHTML5の波、レッドハットとアシアルがモバイルアプリ開発基盤で連携 【@maskin】)。また、ウェブのチームだけでアプリを開発することもできるんです。
北米のスタートアップなどでは始めにウェブサイトとしてサービスを開発を始めて、完成度が高まってからアプリに移行するケースがありますが、始めから「HTML5モバイルアプリ」を想定していれば、極めて迅速にアプリを立ち上げることが可能です。メンテナンスもWebのノウハウでできるため、ウェブのチームで継続的にケアが可能です。スマホのスペックを最大限まで使い倒すところまで組み上げるのではないのであれば、ウェブ技術のアプリの方が効率良くスピーディに開発できる可能性が高いですの。
ウェブの一部を切り出し、「HTML5モバイルアプリ」をリリースすると、これまでできなかった分析&顧客との対話が可能になるなどメリットもあります。
確実に流れがきているWeb技術でアプリ開発、その一連の流れを理解できるイベントを、11月2日(水) に西新宿で催します。ウェブ+アプリで、これまでできなかったようなマーケティングが可能になります。という話です。100名まで無料ですのでお早めにご参加登録をお願いいたします。
開催概要
会期：2016年11月2日(水）18時30分から20時30分(開場18時)
会場：ニフティ株式会社
〒169-8333 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー（18階受付）
プログラム
18:00 開場
18:30 開会 HTML5モバイルアプリDAYについて (TechWave増田)
18:45 ウェブ技術とHTML5ハイブリッドアプリ ーMonaca(アシアルさま)
19:15 バックエンド構築からプッシュ通知まで
19:45 ウェブからモバイルアプリへ、その有効なマーケティング方法 (AppsFlyerさま)
20:30 閉会
21:00 閉場
注意事項
入場は19時15分までとさせて頂きます。それ以降で入場をご希望の方は後日お伝えする事務局の連絡先までご連絡ください。(セキュリティの都合上、ビルが施錠されてしまうためです)
【関連URL】
・HTML5モバイルアプリDAYは11月14日開催
http://techwave.jp/html5appsday
世界で最も熱いコミュニティは間違いなく「Web技術周辺」。HTML5を筆頭に、特にJavaScriptはサーバーから組み込み用途までありとあらゆる領域に浸透しつつある状態。そういう意味からもWeb技術に足を踏み入れている人は、さらなる可能性を追求するといいと思う。今回のイベントについては、主に「ウェブを運営しているチーム」を対象にしたもので、ウェブの一部を切り出してアプリにすることでどんなメリットがあるかにフォーカスして話を進めたいと思うっす。
